4日目 客家の土楼
←厦門から南靖県にある客家の土楼までは車でおよそ3時間。コロンス島でとまったホテルの経理が、なんと車でつれていってくれることになりました!もちろん彼の娘さんつき♪
途中の道はバナナ畑が延々と続く道で、バナナ売りのおばちゃんは、車もなんのその、すごい勢いでバナナをうりつけてきます。

客家とは、明の滅亡を境に中原から南下した漢民族の人々のことで、客家という言葉の意味は、他地域から移り住んできた人という意味だそうです。
そして彼らが外敵から身を守るため、砦と住居を兼ねて築いた集合住宅が、土楼と呼ばれるもの。
土楼には円形と方形がありますが、今でもこの地方には、何百、何千という土楼が残っているそう。
一族で土楼に住むので、小さい土楼で8世帯、大きいのだと70世帯が暮らしていたそう。ケ小平や台湾の李登輝も客家の出です。
優秀なものには一族総出で応援するので、海外に多くの華僑を送り出していってもいます。
↑南靖県最初の土楼。こういう土楼が付近にいくつもありました。
↑典型的な円形土楼の内部。内部は木でできていて、中庭をぐるっと囲んでいます。一階は台所、二階は食糧貯蔵庫、3階以上が住居となってます。
↑外は頑丈で窓の少ない壁。
↑あひるの子供達の行進。動物と人間が運命共同体で生きてる姿って、あまり日本ではみかけないかもしれませんね。
↑上手に木を張り巡らせて、うまく円形をかたどっています。
↑土楼内側は光がさんさんと注ぎ込んで、とても安心感のある造りです。
世にも奇妙な田螺抗土楼群
土楼博物館と川の美しい村
土楼の中での生活の様子
帰り道の山の中の土楼
田螺抗土楼群中での生活
田螺抗土楼 婚礼準備
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