5日目 ”泉州”マルコポーロも讃えた最大の港町
泉州は海のシルクロードとして栄え、マルコポーロも”世界最大にして最も繁栄してる場所”と褒め称えた港街。当時から琉球王国と密接な交流があったということで、泉州で一番たずねてみたかった場所、海上交通博物館へまずむかいました。泉州へは厦門からバスで約一時間半の距離。

←船の形をしてる博物館です。
博物館の中にあった沖縄の資料。現在沖縄に残っている厄除けの意味の”石敢当”や”シーサー”は、すべてここ泉州から琉球王国へ伝わっていったのだそう。 →
←こちらは泉州に残されている古い”石敢当”。
厄除けの意味で、T字路など邪気がたまるとされている道路に置かれていたのだそうです。沖縄ではこれが表札くらいに小さくなって、通りの壁や家の入口などに厄除けとしてとりつけられているそうです。
こちらは泉州の古い厄除けの置物。これが沖縄に渡って、シーサーになったのだといわれています。                 →
←こちらは、泉州市内にある中国で一番古いイスラム教のモスク
”泉州清浄寺”。いまでも寺院として使われています。

11世紀初めに建てられたそうで、当時世界最大の貿易港であった泉州に、アラブの商人がたくさんいた事や、外国人イスラム教徒が暮らしていた事の証だそう。
入口すぐにある昔の礼拝堂跡。→
↑アラビア文字などで刻まれた石板のコレクションが並べてありました。
↑中国式建物タイプの、現在も使われている寺院。
↑当時からも使われていた清めの井戸。
昔の早馬の駅の跡
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