「倣膳飯荘」宮廷料理
←エビの甘辛炒め。
このエビ、ほんっとにプリップリ!で、かじると音がするんじゃないかってくらいジューシーでした。

こちらは焼き菓子。   →
エビの形をしてます。凝ってる造り!でも甘くなくて、塩味のきいたお菓子でした。
を、ご覧下さい。トウモロコシの粉からできた窩窩頭と、モチゴメからできたお菓子です。
↑そしてこちらが、西太后の大好物だったといわれる”肉抹焼餅”(ローモーシャオビン)です。
ゴマの風味のきいた中身がふわふわのパンの中に、ちょっと甘く煮付けたそぼろをはさんでいただきます。
これが、香ばしくとってもおいしくて、ついつい手が伸びてしまいます。
宮廷料理の量もすごいんですが、でもお腹いっぱいでも最後になんか食べられちゃうんですよね。

この焼餅にはいわれがあって、ある時西太后は夢をみて、その夢の中でそぼろをはさんだ焼餅を
たべていたのだそう。で、翌朝目覚めて、朝の食卓についてみると、なんと目の前に夢の中でみたのと
同じ肉抹焼餅がのっているではありませんか!!
西太后は、夢が現実になったといってそれはそれは喜び、自分の夢の話をまわりの付き人に話し、
この焼餅は誰がつくったのかと問いただしたところ、コックの趙永寿だというので、西太后はさっそく彼をよび、彼に20両の銀などのほうびをたくさんあげたそうです。
その時から、この料理は宮廷料理のメニューに加えられる事になったのだそうですよ。
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