7  AUG. 2004
お茶創作料理”秋萍茶宴館”
今回上海旅行に同行してくれたS女史が、出発前にたまたま見ていたテレビで紹介されていたのがこのレストラン。
とってもおいしそうなので是非いってみよう!という事で、予約していってみました。全部で一人200元(2700円くらい)でした。
秋萍茶宴館
上海市襄陽南路500号(巴黎時韵大廈)
пF021−6212−5758
↑左は前菜盛り合わせ。豚の耳の烏龍茶煮〔臭みなし〕、筍の緑茶煮〔あっさり〕、カシューナッツの碧螺春(緑茶)あえ〔塩味きいてビールにぴったり♪〕、青菜の紅茶煮、牛肉の紅茶煮〔甘〜くて柔らか〕、小エビの陳皮とジャスミン茶煮。

真ん中は、”太極碧螺春”。豆腐、筍、ハム、黄魚をみじん切りにしたスープ。緑茶の碧螺春で色付けしてあって、体に優しく深い味わい。まぜちゃうのがもったいない。

右は、菰角(コモヅノ)の緑茶炒め。シャキシャキした薄味です。
↑お茶のお店らしく
お酒も、お茶から作られてます。これは
緑茶のお酒。
ほんのりお茶の味。
左は”茶農春運”。お茶の収穫を喜んでいる図、の料理。巾着は卵白で作られてるけれど柔らかくて卵と思えない!緑茶のソースととてもあいます。中身は、クコの実、トウモロコシ、松の実。ひもはセロリでできてます。ずっと鑑賞しておきたいくらい可愛い!全体的にあっさりした味わいです。

真ん中は、”酥鰻”。鰻のパン粉揚げ。鰻のこってり感が濃厚なニンニク入り紅茶ソースによく合います!

右は、”梅子茶湯鱸魚”。広東省の梅と烏龍茶のスープでスズキを煮て、トマトとセロリの葉をのせたもの。酸っぱくて時間がたつほど味のでてくる絶妙な味のスープは最高!夏、食欲ない人にお勧め!!
←”桂花糯米塔”キンモクセイとはすの実を黒もち米で包んだ、おはぎを思わせるなつかしい味。でも甘すぎないのでしつこくない。キンモクセイがほのかに甘く、上品な味。

こちらは、”茶炒飯”。         →
青菜と緑茶の碧螺春で炒めたチャーハン。おなか一杯でも、食べられてしまうシンプルな塩味のチャーハン。絶品でしたっ!
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