28 APR 2005
那家小館
←前菜。やまいもの桂花(キンモクセイ)漬けと、新鮮野菜のミソ和え。
ヤマイモのほうはまずその色合いにちょっとひいてしまいました・・。味もちょっとくすり臭いような・・・。
新鮮野菜のミソ和えはとってもシンプルでおいしかった!なんてことないキャベツとかたまねぎとかピーマンを甘い味噌でからめてあるだけなのですが素朴でいい感じ♪
←こちらは、エビの揚げ物。パリッとあがっていて唐辛子もピリッときいてます。

こちらは、鶏肉と胡桃のとうがらし炒め。唐辛子の辛さと胡桃の甘さがうまい具合にからみあってます。胡桃って辛くしてもおいしいんですねー!       →
←これが名物皇壇子!北京飯店貴賓楼のフカヒレご飯とかは、すべてここからアレンジされていったらしいですが、さすが元祖。そばについてるごま塩のかかってるご飯がコンパクトで可愛いでしょ♪
この皇壇子はコラーゲンたっぷりなので女性にお薦めだそう!

皇壇子は、(壇子とはこの茶色い陶器の器をいうのだそうです)トリガラスープを一昼夜煮込んで作られるそうですが、元々は宮廷料理なので使用されるのはフカヒレ!と相場がきまっていたそう。
それを、ここの那オーナーは、いかにしてコストをさげて庶民でも普段から食べられるようにならないかと研究に研究を重ね、いきついた先が、魚唇といってサメの唇の周りのコラーゲン質の部分。
ここのコラーゲンはフカヒレなんて目じゃないほどいっぱいつまっていて、でもコストは比べ物にならないほど安いのだそう!

皇壇子の元々の味を少しも壊すことなく、コストをさげるだけ(といっても、これ一杯98元・・・。)でできるというので、それからここではサメの唇をつかった皇壇子が有名に!サメの唇以外に、鹿の腱や魚の浮き袋、金華ハム、なんかもはいってますが、とにかくものすごく濃度が高い!!運ばれてしばらくすると、固まっちゃうですよ!プリンみたいに!そのまま味わってもよし、ご飯をまぜてたべてもよし。

←下は、田舎風味の紅壇子という名前がついてましたが、中身にきのこをたくさんいれたバージョン。おなじスープをつかっていても、とろみが全然違います!おそるべし、サメの唇!!
←こちらは、デザートの焼き菓子。コンデンスミルクのはいったちょっと硬いシュークリームに、源氏パイ(そっくりじゃない?)もどき、そしてココナツを丸めて作ったクッキー。このココナツクッキー絶品です!お持ち帰りしたくなるほど♪
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