29 JAN 2005
炎黄国医館 薬膳料理
元アメリカ大使館の洋館をそのまま改装して使っている炎黄国医館。漢方薬をつかった薬膳料理が有名です。

←通された洋館のお部屋は素晴らしい造りで、まずその美しさに呆然・・・。
予約していったのだけれど、部屋はすべて個室で、たった3人なのにこの豪華さ!!

ちょっと気後れしそうなほどです。テーブルセッティングも中華って感じじゃないですね。         →
こちらの厨房で一番有名なコックさん、倪樹海さん自らが挨拶に来てくれました。

←そしてこちらが、本日のメニュー。
今日のコースは200元のコースでしたが、どんなにがんばってもすべてたべきれないってほどの品数でした。でも、体の内側から元気になれるような気がするし、食後はなんだかとってもパワー全開♪です!
↑”金湯四宝”という名のスープ。2 0時間煮込んであるそう。ほろ苦くこちらも漢方の香り。鮑、フカヒレ、烏骨鶏、帆立等々に桂園も入って体の暖まるスープ。滋養強壮の効能あり。
↑こちらのスープ”紅花瑶柱羹”はシイタケやえのきなどのきのこのスープ。でも蔵紅花というチベットで取れる漢方薬が入っていて少し苦い。補血の効能あり。
↑こちらは前菜”五味冷併”。牛肉やセロリ、マッシュルームがそれぞれ漢方で味付けされてるらしいですが、薬臭さは全く感じません。
下の緑のゼリーは飾り。笑
↑こちらがここのオリジナル”葡萄繍球魚”。桂魚を揚げて、葡萄にみたて漢方入りの葡萄ソースをかけます。
手作りソースは甘酸っぱくて、なんともふくよかな味!クランベリーソースとかはよくありますが葡萄ソースは斬新です。最後お皿に残ったソースはもったいなくてなめたくなるほど♪養顔排毒の効果あり。女性はたべるべし!
↑こちらは”帰参獅子頭”。太子参という甘粛省でとれる小さい朝鮮人参みたいなのを入れて煮込んでるそうで、少しも油っこくなくむしろあっさりしてて、刻んだクログワイもアクセントに入っててたべやすい!
周総理の愛した料理もこれですが、普通のレストランのではなく、ここで作られた獅子頭を周総理は好んだのだそう。気力を高め血を綺麗にする効能あり。納得の味。でもスープはやはり少し苦いですね・・・。
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