←あまりの美しさに息をのむというより、卒倒しそうになったこの洋館は、帝政ロシア時代、東清鉄道事務所を経てダーリニー市政庁だった所。

日本統治時代は、はじめこちらが大和ホテルとして使われていて、夏目漱石が大連を訪れた際のことを書いた小説に登場してくる大和ホテルはこちらのホテルなんだとか。大和ホテルが大広場(現:中山広場)に新築されてからは、日本の地質調査所として満鉄資源館として使われていたそうです。

その後最近まで大連自然博物館として使用されてきましたが、現在は空きや状態。なんてもったいないのでしょう・・・。
←しーんと静まり返った広場に凛とした姿でたたずむ美しい洋館。

こちらは、洋館前の噴水。
当時ここが全盛期だった頃は、このお噴水が洋館の美しさをさらに際立たせていたことでしょうね。        →
中山区煙台街3号
←露西亜風情街に隣接する通りにあった洋館。
これも当時と関係のあった建物だったのでしょうか。
重々しい雰囲気で、ちょっと怖い感じの洋館でした。
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