世界遺産 雲崗石窟1
大同紀行
←ここ、雲崗石窟は大同を代表する石窟群で、世界遺産にも登録されたところ。中国には、大同雲崗石窟、洛陽龍門石窟、敦煌莫高窟の三大石窟がありますが、私はその中でも一番この雲崗石窟が素晴らしいと思っています。

市内から車で1時間半くらいで到着。石炭の街だからか、当日の空もどんよりしてて、そしてガスってるので周りもよく見えません。でも元々ここには石窟以外なんにもありませんけれど・・・。
ただ10年前比べ、世界遺産にもなったからか、入口はとても立派になってました。しかし、寒い!吐く息は真っ白。驚くほど底冷えします。帽子、手袋は必須!!
←入ってすぐの石仏を囲むように建てられた木造の建物。
とてもがっしりとした造りです。

柱の彫刻。魔よけなのか、鬼のような怖い顔で、石仏を守ってるみたいでした。         →
←石窟は東西1キロに渡り、広がっていきます。→

砂岩という岩で、わりと彫り易いそうですが、けっこうもろく保存しにくいのだそう。

ところどころ風化してますが、でもスケールの大きさに本当に圧倒されます。
←石窟内側の壁は見事な装飾。この色鮮やかさは、芸術作品そのものですね。

↑”音楽の間”という説明でしたが、ここに描かれた人々はみなそれぞれ楽器を手にもっていました。本当になにか聞こえてくるみたい・・・。
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