2 JUN  2005
譚園醤肉
お店の看板をみた瞬間、これはいけそう!という匂いを感じた(笑)、ここ譚園醤肉。たまたま前夜、フランキー&ジョニーという映画をみていて、その中で二人がローストビーフか何かを手づかみでたべるシーンがあり、それが頭にあったからなのか、無性にこの醤肉がたべたくなってふらふらと入ってみました。

醤肉とはお肉をタレに漬け込んで、ことこと長時間煮こんだものをいいますが、こちら譚園は、譚家菜という有名な宮廷料理(北京飯店)の味をうけつぐ正真正銘の老舗店。

譚家菜4代目後継者の、第八番弟子である王さんというコックさんが直伝されたこの醤肉。約10種類の漢方薬に漬け込み、2〜3日。その後100年使用してきているという秘伝のかえしスープで4時間煮込んでできあがるそう。
28元(約380円)/一斤(500g) 
*北京市内に10店舗くらいチェーン店あり。
北京市護国寺大街11号  пF010−6612−6881
←お店の入口には譚園の歴史や、由来などが説明書きとしてかかれていました。

こちらは店先のショーウィンドウ。
牛肉、豚足、手羽といろんな材料の”醤肉”が並びます。                 →
←こちらが牛肉”醤肉”の塊。ほぐして薄くスライスしてくれます。牛肉”醤肉”は、とにかく濃厚な味でおいしい!しょっぱすぎることなく、でも下味が牛肉のすみずみにまで染み込んでいていうことありません♪

こちらはスライスしてくれた後の様子。
レストランで前菜としてよくでるのは、パサついてたりしょっぱっかったりする事が多いのですが、ここのはしっとりと油ものっていてさすが!です。              →
←ここは、李おばさんが1人で店番をしてますが、おばさんにいろいろお話をうかがっていたら最後”これももっていきなさい”と自分で漬けたという、しし唐の漬物をもたせてくれました。これがピリカラで極上のおいしさ!

こちらは烙餅(ラオビン)という中華風ナン。もちっとして素朴なおいしさ。これに醤肉をはさんで食べると最高ーー!!   →
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