28 JULY 2004
晋陽飯荘
珠市口にあるこの晋陽飯荘は、1959年開業の山西料理の老舗レストラン。もともとは、清の乾隆年間に”四庫全書”を編纂した紀暁嵐の故居をレストランとして開業していて、古く落ち着いた古典的な建物の中で、山西料理をたのしむことができました。入口には素晴らしい藤棚があり、北京の人民芸術家である老舎もたびたびここを訪れては、山西料理に舌鼓をうちつつ、美しい藤の花を楽しんだそうです。今でも彼の書いた詩が石碑として残されています。

2001年、北京政府は、紀暁嵐故居の修復を決定したため、晋陽飯荘はその横に新たにホテルも併設された近代的レストランとして生まれ変わりました。↑これは、現在の入口の様子。
←山西蒸肉
豚肉と人参の中身の蒸し物に、うすい卵が巻かれてます。
しっかり味がついてるので、このまま食べられます。ビールのつまみに最適!
名物の”炒猫耳朶”猫耳炒めという変わった名前の料理。→
いわゆる中国風マカロニです。モチモチした食感はなんともやめられない!濃い目の味でパクパク食べられます。
↑山西といえばお酢!
これが元祖黒酢です!
山西省のお酢はまろやかで、本当においしい!このまま飲んでも全く問題なし。
このお酢をのみながら、中国の有名な白酒(56度)を飲むと悪酔いしないといわれてます。
↑名物の刀削麺
これは、トマトと卵のタレバージョン。麺が一碗(小)2元。タレは、この他に1番ポピュラーな豚角煮(右写真)、そしてナマコとかのはいった三鮮味の三つです。タレは別料金!
↑刀削麺といえば、この懐かしのスタイル。香菜と、豚の角煮タレ。下に白くうつってるのが麺です。
晋陽飯荘
北京市宣武区珠市口西大街241号
пF010−6303−1669
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