崖にへばりつくお寺
懸空寺
大同紀行
←こちらは、大同郊外にある、崖にへばりつくように建ってるお寺、懸空寺。これも北魏時代に創建されたそうですが、元は道観だったそう。
犬とか鶏の声がきこえては雑念になるということと、道観は町外れに建てるべしといういわれから、郊外に建てられ、そしてすぐ下に流れる川の洪水を避ける意味で、絶壁につくられたのだそう。今は、道教、儒教、仏教の三位一体で祭られているお寺です。

とにかく崖から落ちてくるんじゃないかと心配になるほどすごい景観。なんでも、下からみると崖に虹がかかったようにみえるとかなんとか??
←こちらはお寺の下にある、李白が書いたといわれる壮観の文字。実は壮の字にひとつ余分な点がついてるのですが、いわれによると、この寺を前にして酒を飲んだ李白が、あまりの奇抜さについ点を余分に書いてしまったとか?!それ、ホントですか?笑

こちらはいくつもある殿堂楼閣を結ぶ桟橋。
どれだけ断崖絶壁かわかります?高所恐怖症の人には絶対登れません。しかも建物を支えてるのは木の棒。斜めってて、本当に不安・・・。 →
←階段も急でせまくて、怖いです〜。午前中降ってた雨がやんでくれてたので登れましたが、降ってたらアウト!

すべて木造ですが、あまり修復されてないのか今にも壊れそう。    
これ、階段の上の狭い踊り場みたいなところ、明らかに傾いてます。恐ろしい・・・  →
↑ここで昔はお坊さんが寝泊りしてたとか?オンドルでしたけど、そうじゃなかったら寒くて寝られませんよね・・・。
↑階段入口の彫り物はとても見事な造り!
↑いまでもこんな風に祭られてあります。