上海郊外 周荘への旅   沈庁
←このような彫刻のある民家がたくさん並んでいます。
清の時代、沈家のたてたこの地方の典型的なお屋敷”沈庁”の入口。→
それぞれの彫刻が息を呑むほど美しい。
入口から奥へ奥へと屋敷が続いていく造り。
2階は寝室以外に、回廊のように広いスペースがはりめぐらせてあって(写真左)
まっすぐじゃなくて曲がりくねっててなんだかとても不思議な造り。木造でとても質素な
造りに見えるんだけれど、この真ん中の窓枠を見ても彫刻が本当に細かくて、中庭とかの
”空間の配置”(写真右)というものが素晴らしい!
←屋敷のお嬢様の寝室。西洋の天蓋も素敵だけれどこういうのもいいなあ♪

こちらは屋敷の奥様の寝室→
天蓋ベッドがきらびやか〜!
でも、南の地方の人ってあまり背が高くないからベッドもこんなに小さいのかしら・・。
←2階の回廊にあったのぞき窓。
当時屋敷のお嬢さんは、人前にでてはいけなくてお見合いの時も、まずこののぞき窓から相手の顔をみたんだそうです。

       のぞき窓から見ると→
こうやって応接間である部屋がすべて見渡せる仕組み。
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